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【第二話】アイドルって大変なんです!?

──翌日。

イシュタリアにて。
ロロイが手配した音楽学校の練習室。5人の乙女たちはそれぞれ担当の楽器を決め、練習していた。

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スフレ
「スーこの楽器に決めた! スーよりおっきい! 持てるかなー?」



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ロザリー
「ここを叩けばいいの? えいやっ!」
「……うっ、耳が……」



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ロザリー
「ち、違うわ! 強度を試しただけよ……! は、激しい演奏にも耐えられるかなって!」



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プルメリア
「これは優しくそっと息を吹き込むのね……。……とても素敵な音色ですわね」



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カトレア
「~♪ ……身体中に響く……いい音……」



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ラナン
「ピーーーーー、ピッ! ってなんで私だけ楽器じゃないの!?」



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ロザリー
「ラナンは……ほら、察しなさいよ!」



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ラナン
「え~! 私もみんなと同じ楽器が良かったなぁ~」



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スフレ
「ラナンおねえちゃん、笛とその杖みたいなの、似合っててかっこいいよ!」
「スーは好きだなぁ!」



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ラナン
「スフレ……。う~ん、ぎゅーってしちゃうんだからぁ~!」



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スフレ
「ラ、ラナンおねえちゃん……、く、苦しいよう……」



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ラナン
「あ、ごめん! 可愛くてつい……」



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スフレ
「……?」

「ラナンおねえちゃん、カトレアおねえちゃんが何とも言えない顔でこっち見てるよ?」



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ロロイ
「……練習は、順調なようですな」
「デビューの舞台もちゃんと手配しておきましたぞ」



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プルメリア
「い、今から、き、緊張してきますわね」



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スフレ
「スー、上手く吹けるようになるかなー」



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ロザリー
「ラナン、あんたがしっかりみんなを指揮するのよ」



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ラナン
「うん、任せてよ!」



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プルメリア
「……。何か……、とても嫌な予感が致しますが、今はラナンさんを信じましょう!」



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ロロイ
「乙女の奇跡の瞬間を楽しみにしてますぞ!」



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ロザリー
「前評判もなかなか良いみたいじゃない。ま、最初は腑に落ちなかったけど?」
「やるからには楽しまないとね」



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スフレ
「うふふ。ロザリーおねえちゃん、一番練習頑張ってるんだよっ」



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ロザリー
「スフ……、バ、バカッ!」



残り日数もあと僅か。
ジルバラードでは初のアイドルグループ誕生の話題が、広く拡散していくのだった。



続く。

【第三話】いよいよ本番です!?