『黄金の絆』特設ページ

黄金の絆 第一幕第二章『信じられるもの』

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アルテアが去った後、救いの鍵の少年たちは、 学園の理事長室で事態を整理していた。

理由は不明だがアルテアはジルバのときと同じように 三か所の空間の魔力を不安定にすることで、無の境界を開こうとしている。

そしてスフレが目覚めた黄金の力は魔力のリンゴを奪われた今、 人間の魔力を解放しないと使えない。

猶予がないと焦れるロザリーは、カモミールとの特訓のあと 救いの鍵の少年と黄金の力の解放を試みる。
その正しい契りの形は、乙女と救いの鍵の少年とのキスであった。

バカバカしいと怒りながら、でもそんなにイヤじゃないわと ロザリーは救いの鍵の少年と新たな契りを交わす。

不安定にしたい場所の一つ、身投げの谷で ロザリーとアルテアが再び刃を交える。

スフレと炎で戦ったアルテアは、今度は風の魔法を放ってきた。
だがそれに焦ることもなく黄金の力で対抗するロザリー。

「なんの魔法だろうと、切り裂く! この黄金のナイフで!」
アルテアが放つ白銀の風を、ロザリーの黄金のナイフが軽々切り裂く。
だがアルテアは動じるどころか喜ぶのだった。
「リンゴの皮むきに持ってこいだ。その黄金のナイフも俺様によこしな!」
笑うアルテアにロザリーが迫る。

「そんなに欲しけりゃあげるわ! あんたの胸に、深々と突き刺してねっ!」

カモミールがもうサポートは要らないと思った時、ロザリーに異変が起きる。

大悪魔の企みを退け、再びジルバラードに舞い戻った5人の乙女たち。

エレメントに還ったのちに別れて、まだ会えていない救いの鍵の少年を 噂をつてにオーフェリアへ探しに来ていた。

救いの鍵の少年よりも先に、魔法省より聞いた黒き少女アルテアに出会う。 アルテアは、無の境界に落ちてしまった兄を探しているという。

だが、無の境界は、全てが無に帰し入ったら二度と戻れない場所。 乙女一同は神妙な面持ちで、アルテアに事実を告げる。 「無の境界に足を踏み入れた者は、どんなものも消滅してしまうのです。」

その言葉に悲しみ、うつむくアルテア。悲しみに震えていると思いきや──

「プッ、ギャハハハハ! 俺様に兄なんていねぇーよ!」

豹変したアルテアの態度に虚を衝かれる乙女たち。 更にはアルテアに従者のように言葉を交わすカルミアが現れた。 より一層の混乱をきたした乙女たちに、アルテアは白銀の炎を放つ。

アルテアの強大な力の前に、立ち尽くす乙女一同。 窮地に陥る彼女たちの前に、突如ヘルゲートから救いの鍵の少年が現れる。 「すまない……僕が、もっと早く来ていれば!」

救いの鍵の少年と魔力を交わすアルテアは、 彼の切り札を出させるために、スフレに攻撃を仕向ける。 スフレを守るべく、救いの鍵の少年が彼女を抱きしめると、 唇が救いの鍵の少年の首筋に当たった。

するとスフレは黄金色の光に包まれ、失ったはずの強い魔力を持って、 アルテアに反撃を開始する。 救いの鍵の少年は、ふとディスマテルが言っていた言葉を思い出す。

「君たち、5人との繋がりこそが、勝利への鍵だ。 絆を確かなものとしたとき、君たちの目覚めが始まる。」

 

─ Prologue ─

大悪魔たちの企みで再びジルバラードに顕現した乙女たち。
だがそれはジルバをエントレア大監獄から脱走させるための、
闇の大悪魔の計画の一部であった。

乙女たちは自分たちの持つ強大な力を自覚しつつも、
姿が見えない救いの鍵の少年を探しながら、
魔物を退治し復興の手助け活動をしていた。

ある日、唯一なる者を無の境界に落とした際に巻き込まれ、
生存が絶望的な兄を探している少女に真実を伝える。

酷な現実を告げられて、肩を震わせながらうつむく少女。
泣いているのかと思いきや、あたりに響いたのは大きな笑い声だった。

「ギャッハハハハ! 兄なんていねーよ!
お前たち守護精霊の『果実』をよこしな!」

「ギャッハハハハ! 兄なんていねーよ!
お前たち守護精霊の『果実』をよこしな!」

「ギャッハハハハ! 兄なんていねーよ!
お前たち守護精霊の『果実』をよこしな!」

「ギャッハハハハ! 兄なんていねーよ!
お前たち守護精霊の『果実』をよこしな!」

黒き少女の不意な攻撃をまともに食らってしまう乙女一同。
猛攻を止めるべく、乙女たちは新たな力を求める。

その力の解放には、乙女たちによる「きっかけ」が必要だった……。